誰でもできる最強投資 つみたてNISA
ご無沙汰しております。
前回の記事で20代から株式投資を中心とした資産運用の重要性を取り上げました。
基本的には友人向けに書いているので、このブログの読者は95%以上は20代です。
前回の記事を読んでくださった人の中には、「これから投資を始めよう」と考えている人もいると思います。
しかし、投資を始めるにあたって、「どの会社の株を買うべきか」「投資信託を買う方が良いのか」と迷い、どこから手をつけるべきか悩んでいる人も多いと思います。
ですので今回は、投資の知識が全くない人でも活用できる投資制度「つみたてNISA」を紹介していこうと思います。
この記事を読んでいただいた方は「つみたてNISAとは何か」「つみたてNISAが投資初心者向きである理由」「投資するべきではない商品」などがご理解いただけると思います。
それではよろしくお願いします。
はじめに
申し遅れましたが、僕は2019年より株式投資を行っており、2020年からは米国株を中心とした株式投資を行っている大学4年生です。
前提として、僕は誰かからお金を頂いて記事を書いている訳ではありませんし、この記事を通して何か商品を売りたいという訳でもありません。仮にこに記事を見て株式投資を始めた人がいても僕にお金が入ってくるというようなこともありません。
また、この記事ではいくつか具体的な商品を紹介しますが、あくまでも僕はアシスト役のつもりです。最後にどのような選択をするかは自己判断でお願いします。
つみたてNISAとは
まずは、「つみたてNISA」とは何かという点についてお話していこうと思います。
つみたてNISAとは、少額からの、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度のことをいいます。
そもそも日本では株式投資で得た利益には税金がかかるんです。
大まかに説明しますが、買値と売値の差額で得るキャピタルゲイン(売買益)にも、配当や利子のようなインカムゲイン(保有収益、定期収益)にも約20%の税金がかけられます。
単純計算ですが、株式で100万円の利益を得た場合は20万円が税金で80万円が手取りのお金となるわけです。
※詳しく言うと、配当控除や外国株の現地課税等があります。初心者にとっては複雑なルールかもしれませんので今回は割愛します。
しかし、つみたてNISAは非課税制度なのでこのような税金がかからない仕組みです。
つみたてNISAでは、年間投資額40万円を上限に、投資信託を最長20年間非課税で運用できます。
年間40万円ですので、月額33,333円以内で毎月投資信託を購入し、つみたてるということです。
ここまで読んでくださった方の中には、「投資信託をつみたてるのか、でも投資信託って言われてもピンとこないな」と思っている方も少なくないと思いますのでもう少し深堀していきます。
投資信託は、我々投資家が銀行や証券会社といったプロの人にお金を預け運用してもらい、その運用成果の分け前をいただくという金融商品です。
一般社団法人投資信託協会によると、投資信託の商品数は5,931本になります。(2020年6月時点)
それだけの投資信託があるわけですが、つみたてNISAでは、金融庁が長期投資に向いた商品を約180本(2020年6月時点)まで厳選してくれています。
つまり、金融庁お墨付き商品になりますので、基本的には初心者が数ある商品の中から選別していくために悩みに悩むということはないと思います。
ここまでは難しいことは考えず、国が長期・積立・分散をアシストしてくれる制度があるんだな程度の認識で大丈夫です。
NISAとの違い
つみたてNISAの話題になるとよく、「NISAとは何が違うの?」というご意見を頂くので大まかに説明しておきます。
名称 | つみたてNISA | NISA |
非課税期間 | 最長20年 | 最長5年 |
年間非課税額 | 40万円 | 120万円 |
非課税総額 | 800万円 | 600万円 |
投資商品 | 投資信託・ETF(金融庁お墨付き) | 投資信託・個別株・REIT |
投資方法 | 定期的 | 制限なし |
この通りです。
NISAは取り扱い商品数も多くて、年間非課税額も大きいけど、非課税期間は5年間しかない程度の認識で大丈夫です。
これでつみたてNISAがどのような制度かということがご理解いただけたと思います。
「投資信託=怖い」は偏見
ここまで読んでいただいた方の中には、「投資信託を買うのか。でも手数料とかぼったくられた話と聞いてたら投資信託って怖いな」と思っている方がいらっしゃるかもしれないので一応補足しておきます。
たしかに投資信託はプロに運用してもらうため手数料がかかります。買付時に支払う販売手数料や、一定期間ごとに運用手数料として支払う信託報酬も存在します。
特に販売手数料は、購入時に支払う訳ですから、購入した瞬間は損していることになります。
銀行で投資信託を購入したけど割高な手数料のせいで、蓋を開けると資産が減っているという話も耳にしますよね。
しかし、最近はネット証券会社が主流になってきたことからか、販売手数料のかかる投資信託は少なくなってきました。
(販売手数料のかからない投資信託をノーロードファンドといったりもします)
また、信託報酬も0.1%代の商品は当たり前になりつつあります。
投資信託=怖いという考えから投資信託を買わないのは愚策だといえます。
しかし、今でもぼったくり手数料のような投資信託は存在します。全てがとは言いませんが、銀行や証券会社の窓口に相談に行くと紹介される商品の多くはこのような投資信託だったりします。
実際に郵便局では、毎月分配金が出る劣悪な商品を押し付けているという報道もされています。
(詳細貼っておきます)
https://dot.asahi.com/dot/2020071300026.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=social
ですから、銀行や証券会社の窓口で投資信託の購入はやめましょう。
つみたてNISAが最強である理由
つみたてNISAでの運用が投資初心者向きである理由をもう1つ補足しておきます。
その理由は「自己投資と併用しやすい」ということです。
基本的につみたてNISAは1度設定すると終わりなのです。
具体的な設定は、投資先と投資金額です。その2つの設定さえ終了すれば終わりです。
日々株価をチェックして売買することはありません。
毎月期日に設定額の商品を自動的に購入してくれるので購入手続きも必要ありません。
ですから、分析作業も必要ありません。よって、自己投資、仕事、学業がどれだけ忙しくても一度設定すればほったらかしでよいのです。
そこから個別株に興味を持てば個別株投資を始めればよいのです。
つみたてNISAから投資を始めた僕でも思いますが、投資初心者の投資入門はつみたてNISAが最も向いています。
楽天証券ならポイント還元
つみたてNISAを取り扱う会社は数多く存在しますが、僕がみなさんにお勧めする証券会社は楽天証券です。
楽天証券ではつみたてNISAをクレジットカード決済で積み立てることができます。
これを楽天カードで決済すると、積立額に対し毎月1%の楽天ポイント還元を受けることができます。
楽天ポイントは、楽天のサービスを使うと1ポイント=1円として使用できます。
楽天ポイントが付く加盟店では楽天ポイントで支払いができますし、通販サイト楽天市場でも使えます。また、QR決済アプリ楽天ペイでもポイント支払いができます。
代表的な加盟店は、大手ファストフード店、大手牛丼チェーン店、コンビニエンスストアをはじめ、日常的に使用するお店が多数ありますので楽天ポイントはお金といっても過言ではありません
(楽天サービスの詳細はまた後日記事にします)
少し話が逸れましたのでまとめると、楽天証券でつみたてNISAを設定すると、ポイント還元のおかげでトータルリターンが1%アップするということです。
例えば、年間つみたて額の上限である40万円を積み立てる場合ですと、年間4,000ポイントの還元が受けることができます。
それをマックス20年間設定すると80,000ポイント還元になります。
僕はこんな感じで月額5,000円のつみたてを行い、500ポイントの還元を受けています。
この還元制度(クレジットカード決済)が今後も続くかはわかりませんが、この恩恵は大きいため、僕は楽天証券をお勧めします。
もっと気になる方向けに楽天証券公式の動画を貼っておきます。
何があっても積み立て続ける
つみたてNISAは20年間という長期間の運用になります。
運用中の20年間で歴史的大暴落は必ず経験します。
僕の場合だと2019年から積み立てているのでコロナショックを経験しましたし、リーマンショックから20年も経過していないことを考慮すると今後も大金暴落を経験すると思います。
しかし、暴落時にも積み立て続けることで将来のリターンが最大化されます。
ですので、株価が下落したから売る行為(いわゆる損切り)は絶対しないでください。
また、何があってもつみたてNISAの資金を生活費に充てるということはあってはならないので、余剰資金で積み立てましょう。
重要なことなのでしつこく言いますが、つみたてNISAで損切りは圧倒的にナンセンスです。非常識と思ってもいいくらいです。
クレジットカードのリボ払い並にナンセンスですし、料理に青色の着色料をつけるくらい意味不明な行為です。
どのような時もかならず積み立て続けましょう。
投資先選定
では、そろそろつみたてNISAの投資先についてお話していこうと思います。
僕が考える投資先ですが、結論から言うと米国か全世界のどちらかです。
また、日本経済は長期投資に向いていません。
なぜ米国か全世界を勧めるのか、そして、日本経済が投資先に向かないと考えている理由を深堀りしていきます。
米国
米国は世界一の経済大国といっても差し支えはないでしょう。
GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)をはじめ世界で活躍する多くの企業は米国の企業です。
また、株主還元意識の強い企業が多く人口も増加見込みであることを考えると、今後もさらなる経済発展が見込める国だといっても過言ではありません。
最近では米中が対立していることから米国が世界一の時代は終わったなどと言われることもありますが、僕は今後も米国が世界一の経済大国であると考えています。
実際にGAFAMをはじめ、ネットフリックス、ウーバーイーツ、マクドナルド、コカ・コーラ、P&Gのように米国企業のサービスなしで生活することは困難なほどになってきましたよね。
そのようなことから今後も全てにおいて世界の覇者は米国だと考えていることから、僕はつみたてNISAで米国経済に投資をしています。
全世界
言葉の通り投資先は世界経済全体になります。
米国が今後も世界一の経済大国でいるかということは誰にもわかりませんが、世界全体の経済は発展することが見込まれます。
少し過去の話になりますが、インターネット等が登場したことでここ数十年の世界は大きく変わりました。しかし一方で、今後の世界経済の伸びしろはないのではという声もあがっています。
しかし、世界の貧困率は年々減少していると言われていますし、先進国と比べるとインフラが整っていない人口大国インドは今後IT大国と化すのではないかと言われています。
また、世界人口を見ると、この先の時代を担う子ども・若者の割合は増加する見込みです。
そのような点を考慮すると、今後はどの国が世界一の経済大国になってもおかしくないといえます。
どの国が急激に発展しても恩恵を受けることができるのが全世界への投資になります。
今までは米国が最も経済成長してきたので米国市場への投資リターンと比較すると全世界投資のリターンは劣っています。
しかし、今後世界全体は経済成長することを踏まえると安定したリターンは得ることができますし、米国を超える国が出てきた時はその恩恵を受けることができるので、リスク分散しつつ高いリターンが期待できるのではないかと僕は考えています。
日本は長期投資先に向かない
最後に日本のお話をしておきます。
少し悲しいお話になりますが、日本は長期投資先としては不向きだということです。
もちろん将来のことは誰にもわかりませんから断定はできませんが、今までの実績と日本ならではの傾向を踏まえると長期投資には向かないということを少しだけお話させていただきます。
例えばこちらの2つの指標を比べてみてください。
米国主要500社で構成されるS&P500は長期的に綺麗な右肩上がりであることに対し、日本の上場225社で構成される日経平均株価は1989年に最高値を更新した以降、現在まで当時の平均株価を1度も超えていません。
もちろん今後最高値を更新する可能性を0%と証明することはできませんので、もしかしたら今後最高値を更新するかもしれません。
しかし、日本の企業は終身雇用や年功序列制度のせいで企業の循環も悪く、「世界規模の活躍<利権を得る」という体質の企業が多いです。
そのため株主への還元意識が低いです。株主還元意識が低い企業に投資したい投資家なんて基本的にはいないですし、そうなると企業も経済も成長が鈍くなります。
また、人口においては少子高齢化が進み、IT分野においても後進国と言われており、日本経済が長期的に飛躍する材料が少ないことを踏まえると長期の投資先には向かないと個人的には考えています。
もう一度日経平均株価とS&P500の画像を振り返ってください。
長期的にどちらに投資したいと思いますか?と聞かれたら誰だってS&P500を選択しますよね。
日本にも優秀な企業は存在しますが、日本経済1本につみたて投資すると資産を減少する可能性もあり得ます。
どうしても日本にも投資したいなら全世界に投資する方が賢明だといえます。
以上のことから日本経済への長期投資は報われないと僕は考えています。
投資商品選定
投資先をいくつか紹介しましたので、それに伴って代表的な投資商品をいくつか挙げていきたいと思います。
紹介していく商品は以下の4つです。
楽天・全米株式インデックスファンド
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
楽天・全世界株式インデックスファンド
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
それぞれの詳細や解説していきます。
楽天・全米株式インデックスファンド
この商品は米国株を直接運用しているのではなく、バンガード社が運用するインデックスファンド「VTI」を買い付ける投資信託です。要するに、VTIというETFを小分けにして売ってくれている商品です。一般的に「楽天VTI」と言われています。
買付手数料無料、信託報酬は0.162%です。
この商品は米国小型株から大型株まで含んだ約4,000銘柄へ分散投資されており、米国市場のほとんどの銘柄に投資しています。
要約すると、ほぼ全ての米国企業に投資する商品です。
ちなみに僕はこの商品に投資しております。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
この商品は、S&P500指数への連動を目指す商品になります。
米国企業ほぼ全てに投資する楽天・全米株式インデックスファンドに対し、こちらは米国大型株500社に直接投資をしています。
買付手数料無料、信託報酬は0.0968%です。
信託報酬は楽天・全米株式インデックスファンドよりも低く、非常に優良な商品です。
また、現在楽天証券においてつみたてNISAの積立件数1位という名実ともにトップクラスの商品です。
S&P500に採用されている500社は非常に優秀な企業ばかりです。
投資の神様ウォーレンバフェットも、自分の遺産について妻にこう述べています。
「資産の90%はS&P500指数。残り10%は政府短期国債に投資せよ」
全米投資かS&P500投資どちらを選択するか
少し番外編になります。
ここまで2つの商品を紹介しました。米国への投資を考えている人だと、「楽天全米株式インデックスファンド」か「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」のどちらに投資するか非常に悩むと思います。
そこで、全米と主要500社の投資について少しお話しておきます。
S&P500に採用されている企業は非常に優秀な企業ばかりです。
しかし、1年で株価が約6.7倍上昇し、今年トヨタ自動車の時価総額を超えた電気自動車会社の「TSLA(テスラモーターズ)」や、ライドシェアサービス大手であり、日本ではウーバーイーツで親しまれる「UBER(ウーバー)」は現在S&P500には採用されていません。
急激な成り上がり企業はS&P500に採用されるまで時間がかかるため、すぐに恩恵を受けることができるのは全米に投資している楽天・全米株式インデックスファンドです。
ですが、小型株の成長が低迷した時に影響を受けるのも楽天・全米株式インデックスファンドです。
一方でS&P500は優秀な大型株で構成されることから基本的に、急激な成り上がり企業の恩恵をすぐに受けられませんが、小型株の低迷等の影響を受けることがありません。
以上を踏まえ参考にしていただきたい僕の意見ですが、
大型株に加え、小型株や成り上がり企業の恩恵を受けたいなら楽天全米株式インデックスファンド。
非常に安定している優秀な大型500社に投資するならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)
という基準に判断するのはどうでしょうか。
正直僕はどちらを選択しても大差ないのではないかとおもいます。
今どちらが優秀か判断するのは難しいですが、投資商品としてはどちらも非常に優秀だと思います。
ここまで読んでもどちらか決められい人用に、僕が参考にしたブロガーの方の記事を貼っておきます。
決められない方は参考にしてください。
https://tryinvestment.net/20181122vti-vs-sp500/
https://houchi.life/2020/06/15/post-1644/
楽天・全世界株式インデックスファンド
この商品は、楽天全米株式インデックスファンドにと同じく、世界の株を直接運用しているのではなく、バンガード社が運用するインデックスファンド「VT」を買い付ける投資信託です。要するに、VTというETFを小分けにして売ってくれている商品です。一般的に「楽天VT」と言われています。
買付手数料無料、信託報酬0.212%、楽天証券つみたてNISA積立件数は第5位です。
この商品は世界中約8,000銘柄の大型、中型、小型株に分散投資しています。
信託報酬は0.2%なら低い水準だと思いますが、ここまで紹介した商品と比較すると少し高く感じますね。
1つ注意点を補足しておくと、全世界に投資できる商品ではありますが、実際は米国の割合が50%以上となります。
主に米国経済の恩恵を受けながらも、他国の上昇も見逃さないといった商品ですね。
「米国は成長すると思うけど世界全他の成長の恩恵も受けたい」と考えるなら優良な投資商品だと思います。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
この商品は、日本を含む先進国及び新興国の株式市場の動きに連動する投資成果を目指す商品です。
買付手数料無料、信託報酬は0.1144%です。
楽天全世界株式インデックスファンドよりも信託報酬が安い点はかなり魅力を感じます。
こちらも楽天全世界株式インデックスファンドと同じく、半分以上米国が占めています。
楽天・全世界株式インデックスファンドと同じく、米国に投資しながら他国が成り上がった時に恩恵をうけることができる商品です。
また補足になりますが、もっと均等に全世界に投資したいと考えている場合は日本、先進国、新興国の3つが均等に分散されている「eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)」という商品もありますし、投資対象に日本を入れたくない場合は「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」という商品に投資することができます。
どのような分散が好ましいかは好みの問題だと思います。自分に合った商品を選択するといいと思います。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)動画
資産均等商品はどうか
ここまで紹介してきた商品は全て株式です。
つみたてNISAでは、株式、債券、REIT(不動産投資信託)が組み込まれた商品も存在します。
例えば、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)という商品です。
詳細が気になる方用にリンク貼っておきますね。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000EWV6
このような商品は、安全資産である債券も含まれています。
そのため、これまでに紹介した商品と比較すると下落率の小さいですが、リターンも小さくなる傾向にあります。
これは個人的な意見ですが、大きな複利の恩恵を受けることができる長期投資であることに加え、20年間非課税で運用できることを考慮すると、株式100%で運用をする方が大きなリターンを受けることができるのではないかと考えています。
ちなみに、my index(https://myindex.jp/assets_i.php)というサイトでは、20年間の資産別リターンがありました。
ちなみにS&P500の20年間リターンは162%だそうです。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/96ac6dcfb080c6bf67ed1356d8cd6703c8afbcf8)
20年間ではS&P500のリターンを超える資産があるという事実はありますが、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)では国内債券や国内株式が組み込まれていることを考えると安定はしているものの、トータルリターンはS&P500に劣るということです。
さいごに
どのような商品を選択するかは個人の自由ですし、未来のことは誰にもわからないので自分が良いと思う商品に投資をすればいいと思います。
しかし、つみたてNISAをするからには、1度設定をしたら途中でやめないというルールは必ず守ってください。
本音を言うと、米国か全世界につみたて設定をして20年後に証券口座を確認するぐらいの感覚でも大丈夫です。
しかし、実際は毎日評価額が気になるものです。
つみたてNISAから個別株などの金融商品に興味を持つきっかけになることもありますし、忙しい人は自己投資に集中することもできますし、投資に興味がない方は趣味に徹することもできます。
どのような人にも向いている最強の制度といっても過言ではないと思います。
僕含め将来みなさんが経済的に困らないことを祈っていますし、そのために今後も皆さんのお役に立てれたらいいなと思っています。
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