とある独身男のつぶやき

独身男性の日記です。待ち時間などの暇つぶし程度に見てもらえると嬉しいです。

20代からの資産運用について考える

ご無沙汰しております。

 

前回の記事で、最近若者を中心に流行しているネズミ講の実態と感想を取り上げました。

TwitterInstagramから多くの方に読んでいただくことができました。また、多くの称賛の声がいただけました。

 

読んでくださったみなさん、貴重なお時間を注いでくださりありがとうございました。

みなさんに少しでもお役に立てて非常に嬉しく思います。

まだ前回の記事を読んでいない人は是非一読してみてください。

massa0726.hateblo.jp

称賛の声がいただけたと同時に「僕も株式投資に興味を持ってるんです」「実は資産運用に興味があるんだけど」といったようなご意見もいただきました。

世間の投資家と比較すると資金も少額であり投資期間もまだわずかですが、僕は株式投資を中心に資産運用をしている投資家です。

今回は資産運用を通じて僕なりに感じたことや事実等を、全く金融知識がない方でもわかりやすいようにかなり噛み砕いてお話していこうと思います。

今回の記事を読み終えた人は、「僕が投資を始めた経緯」や「資産運用の重要性」そして「コロナショックで投資家に起きた事実」などが理解していただけると思います。

それではよろしくお願いします。

はじめに

 申し遅れましたが、僕は2019年より株式投資を行っており、2020年からは少額ながら米国株を中心とした個別株の運用を行っている大学4年生です。

前提として、僕はこの記事を誰かからお金を頂いて書いている訳ではありません。仮にこの記事を見て株式投資を始めた人がいても僕にお金が入ってくるというようなこともありません。

また、この記事を通して何か商品を売りたいという訳ではなく、みなさんが将来の資産をどのように保有していくか、その選択肢の一つを紹介しています。投資は自己責任ですので投資をするかしないかはみなさんに決めてもらいます。

そして、「投資をするかしないか」という選択をする際に、投資がどのようなものか知ったうえで決定していただきたいと思い書いています。

ですので、「僕が言うから」という理由だけで投資を始める選択はしないと約束してください。約束ができる人は是非以下の記事をお読みください。

 

資産運用とは

そもそもの話ですが、資産運用とは自分が持つ資産を管理・運用することで資産を増やすことです。

今この記事を読んでくださっている多くの方は気づいていないだけで資産運用をしていると思います。

というのも、みなさんお金をどこに置いていますか?

給料を手渡しで貰ってタンス預金をしている方は少ないですし、多くの方が銀行に預けていますよね。

銀行の預金には利子がつき、年に数回利息が振り込まれています。

例えば、ゆうちょ銀行の場合は普通預金に対し、年間0.001%の利子がつきますので、100万円の普通預金には10円の利子がつきます。

つまり、普通預金をしていることも資産運用の一つなんです。

経済的な格差はますます広がる

銀行預金も資産運用の一種ということで少しは資産運用が身近に感じ始めたのではないでしょうか。

ではここで間を挟み、少しこれからの社会について話をしていきます。

こちらの図をご覧ください。

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野村総研 純金融資産保有額の階層別の保有資産規模と世帯数

野村総研が算出したデータになります。こんな感じで階層が分けられているんだなぁ程度の認識でOKです。

ちなみに「純金融資産」とは、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計から負債を差し引いた金額です。簡単に現金化できる資産のことであり、不動産や土地は含みません。

 

 

そして次がこちら。

 

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純金融資産保有額の階層別に見た保有資産規模と世帯数の推移(00年~17年の推計結果)

この図では各階層の世帯数に着目してください。

2000年と2017年の階層人口別割合を計算した結果、2000年は上(超富裕層)から順に0.1%、1,6%、5.4%、12.3%、80.4%となり、2017年は0.1%、2.1%、5.9%、13.2%、77.1%となります。

この5つの層を、純金融資産保有額5,000万円を境界線に2つに区切ります。

そして、純金融資産5,000万円以上保有している世帯割合を求めると、2000年は7.1%、2017年は8.1%になります。

なぜ5,000万円で区切ったかというと、僕は将来に向けて正しい資産運用を行うと誰しも純資産額5,000万円は達成できるのではないかと考えているからです。

また、独身で今後普通の生活をするうえでお金に困らない水準が5,000万円になると考えて居るからです。

少し話はずれますが、仮に5,000万円分の株式を保有している場合、配当金投資を中心に株式投資をしている僕の配当利回りは約5%ですので、税引き前配当収入が250万円になります。

配当金が250万円は、月給208,300円と変わりがないため、多くの方にとって「生活費<配当収入」になります。

これは、普通の生活をする独身なら働かなくても良い水準です。いつまでも仕事をしていたい人でも、仕事の選択基準として給料面で悩むことはありません。これはかなり大きいのではないでしょうか。

もしこれが5,000万円分の預金だと、5,000万円が生み出すお金は0に近く、働かない場合は5,000万円を食い潰しながな生活することになります。

この5,000万円をクリアできるかどうかは僕やみなさんにとってかなり重要だといえます。

また、資本主義という制度は長く続くほど格差が広がる構造になっているため、「今後資産5,000万円以上を達成できるか」「5,000万円以上をどの資産で保有するか」この2点で経済格差はますます広がっていくのではないかと個人的には危惧しています。

銀行預金では格差社会を勝ち抜けない

結論から言いますが、この先50年以上生きていくうえで資産を全額銀行に預金するという選択はリスクのある選択肢です。

その理由は、銀行預金という資産運用ではこの先さらに広がっていく格差社会で生き抜くことにかなり苦労するからです。

ではなぜ銀行預金では格差社会で生き抜けないといえるのか、もう少し噛み砕いて解説していきます。

インフレによる預金価値低下の懸念

今後何十年も生きていくうえで頭に入れておくべきことがあります。それは、今後世界ではインフレーション(以下インフレ)が進むということです。

インフレとは、モノの価値が上がることで相対的にお金の価値が下がるということです。ひとことでまとめると、物価の上昇ですね。

みなさんも経験したことがあると思います。

例を挙げると、マクドナルドのハンバーガーは少し前まで100円でしたが現在は110円で販売されていますし。ローソンのLチキも僕が小中学生くらいの時は120円代でしたが現在は180円になっています。

また、小さなキットカットが袋詰めされているキットカットミニは値段は上がっていませんが、2014年の内容数量17個に対し、現在は14枚ですので実質的に1つあたりの値段が上がっています。このように実質値上げ商品も多々見受けられます。

結果的にマクドナルドは10%以上の値上がり、ローソンは50%以上も値上げをしているんです。

もちろんこの値上げには企業ならではの様々な事情があると思います。ですが、それに伴うように銀行の利子が10%も上昇したかというとそんな訳はありません。

つまり、今まで預金という形で資産を保有してきた人は、預金額が減ることはありませんでしたし利息でほんの少し増えたかもしれませんが、その預金の価値は減少しています。

これらをまとめると銀行預金で資産額が減ることはないが、資産価値は低下しているということです。

インフレは今後も続く可能性が高い

過去から現在のインフレを話をしました。この話を聞いてくださった方の中には「君の言うことって結果論であって、今後もインフレが続くとは限らないよね」と言いたくなる人がいるかもしれないので一応補足しておきます。

日本の中央銀行である日本銀行(以下日銀)は今後中長期的な2%のインフレを目指していると表明しています。

(詳細は経済・金融情報メディアであるブルームバーグの記事を貼っておくので興味のある方はご覧ください)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-21/Q8V9FCDWRGG101

また、日本ではここ10年で消費税率が5%も上昇しています。今の政府の方針や今後の日本を客観的に見た時、今後50年間の消費税増税の可能性は極めて高いのではないかと個人的にも考えています。

投資

ここからは、資産が増えにくい銀行預金のような貯蓄ではなく、資産を増やすための投資について具体的に解説していきます。

まず、投資といっても様々な投資方法や投資商品があります。

投資商品は、普通預金、定期預金、株式投資投資信託、債券投資、不動産投資などが代表として挙げられます。

色々例を挙げましたが、あまり難しいことは考えず、投資商品って色々な種類があるんだなぁと思っていただけるだけで問題ありません。

投資はギャンブルではない

ここから投資の話をしていきますが、投資の話を始めると「投資ってギャンブルじゃん」と言う人が必ず出てきます。

結論から言うと、投資とギャンブルは全くの別物です。

では、投資とギャンブルの違いについて解説していきます。

日本証券業界によると、

 投資とは、投資先の会社や国がその成長を目的として資金を集める。利益などを(応援の)対価として投資家が受け取る。

ギャンブルとは、娯楽が目的。掛金から主催者の運営料を差し引いた金額を勝敗に応じて分け合う。

とされています。

パチンコ、競馬、競艇、競輪等はギャンブルに分類されますね。

テレビや雑誌のようなメディアで、株式投資で借金を背負った人の特集や報道を見たことありますか?

あれは、投資額だけでなく自分の信用も市場につぎ込み取引(信用取引)をしてしまった人です。

信用取引は、投資においてハイリスクハイリターンの取引の方法のことをいいます。コツコツ老後のために資産運用を行う人にとっては不要な要素ですので無視でOKです。

またメディアも、そのような例を取り上げると視聴率を取れるのでそのような投資家を取り上げるのです。

また、パチンカスが「10,000円投資して負けたわwww」なんて表現することもありますから投資とギャンブルをごちゃまぜにしてしまっている人もいるかもしれません。

その結果、投資に興味がない方は「投資=ギャンブル」と解釈してしまうわけです。

改めて言いますが、将来のための資産運用における投資はギャンブルとは全くの別物です。

株式投資

ではここで株式投資の話に移ります。

僕は資産を現金、株式、投資信託の3種類で保有しています。

以下では株式について語りますが、僕の言う株式は投資信託も含めて株式と表現しているので以下では(株式=個別株+投資信託)という認識をしていただけるようよろしくお願いします。

僕は個人的に、20代という若い段階で資産運用をするなら株式が1番であると考えています。

次からは、20代の資産運用に株式が最適だと考える論理的な理由と僕個人の経験や感想をもとに解説していきます。

僕が株式投資を始めた経緯

20代からの資産運用には株式投資が最適だと主張している僕ですが、「僕が株式投資を始めるに至った経緯」についてお話していこうと思います。

まず僕は、中高生の時から経済系のニュースが好きな人間です。

中学生の時、ニュースで為替相場を見たところ、1ドルが78円で購入できるということを知りました。

そこで母と繁華街に行った際に質屋やチケット販売をしている大黒屋で100ドル紙幣を78円(約7,800円)で両替しました。

その100ドル札はずっと保管していましたが、高校生の時にドルが120円あたりまで上昇したことを知り、ドルを円に両替し、約12,000円を受け取りました。

結果的に、約5,000円の為替差益を得ました。

高校生の時の僕にとってはかなり大きな人生経験だったのです。

(結果論の自慢ですが、ここ10年のほぼ底で買い、ほぼ天井で売ることができました)

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ドル円 チャート

この経験は運が良かっただけですが、為替差益で稼ぎたいという感情が当時の僕にはありました。

その後大学生になり、為替の売買益の取引を行うFXの解説書を買い一通り目を通しましたが難しく、またデモトレード(無料練習ツール)を行うも上手くいかないうえに、1日に1円動くか動かないかというFXで稼ぐには大金をつぎ込むか、レバレッジをかける必要があることにも気づき断念します。

(レバレッジをかけるとは、信用取引に近いものです)

そして、国内の株式投資に興味を持ち、自分が興味のある会社の株価を記録しますが100株単位でしか購入できないといったことから、デモトレードしかできず、大学生での日本株投資には実質断念します。

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日本株 株価記録

そこで株式投資について情報収集を続けていたところ、米国株が見つかりました。

米国株は株主還元意識が強く、1株からも購入でき、S&P500やNYダウといった日本でいう日経平均株価のような米国株市場の指数が長期的に右肩上がりである点などに魅力を感じ2019年度より米国市場に投資を始めます。

このような経緯になります。

これらを見てわかるように僕は経済系のニュースが好きなだけの一般人であり、特別に金融教育を受けてきた訳でもありませんし、パソコンのモニターを何台も並べて稼いでいる投資家でもありません。

若者は長期株式投資において圧倒的に有利である

 私は長期の米国株式投資を行っていますが、僕が若者であるみなさんに投資について話すにはまだ理由があります。

それは、長期間投資ができる若者ほど株式投資の恩恵を受けやすいからです。

その恩恵を複利と言います。

簡単にまとめると、投資で得たお金をまた再投資することでさらに大きな利益を得る利益にまた利益が付く構造複利といいます。

例えば、100万円の資産を年間平均利回り3%で運用した場合、1年後の資産は103万円になります。2年目は103万円に利回りが3%つきますので、2年後の資産は106万900円となります。

一見大したことがないと思いますが、これを数十年続けると最終的にはかなり大きな恩恵を受けることができます。

わかりやすくするためにシミュレーションをしてみましょう。楽天証券のかんたん積立シミュレーションを使用します。一応リンク貼っておきますね。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/

新卒の23歳の人が定年退職の65歳までの42年間、年間平均利回り3%,4%,5%で毎月3万円積み立てるとしましょう。

アメリカの主要500社で構成される指数S&P500の1973年から2018年までの長期的な利回りは平均7.1%ですので、この利回りはかなり現実的な数字です。

結果がこちら

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楽天証券 積立かんたんシミュレーション

利回り3%という、かなり謙虚な運用しても老後2,000万円問題は解決できるんです。

実際には税金の関係で40年以上の運用ではこの数字より小さくなることはありますが、つみたてNISAを使用すると20年間非課税で運用できます。(つみたてNISAについては後日解説します)

左下のグラフに注目してください。

2050年以降の上り幅が大きいことがわかります。このように、運用期間が長くなるほど複利の恩恵を受けることができます。

このように、長期投資において若さはかなり大きな武器だといえるんです。

物理学者のアルベルトアインシュタインも過去にこう述べています。

 複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」

最も大切なことは「続けること」

長期間の投資におけるリターンのシミュレーションを行いました。

当たり前ですが、これらは投資し続けていた結果ですよね。

投資は、長期積立分散が鉄則です。

この先の投資でもリーマンショックやコロナショックのような10年に1度の大暴落は必ず経験するでしょう。

長期的には右肩上がりになることを信じて暴落時にも積み立てるから大きな平均リターンが期待できます。

もし暴落時に怖くなって売ってしまっては、ただ高値で買って安値で売っているだけです。

何があっても続けれるようにあくまでも投資は余剰資金で行いましょう。

どうしても暴落が怖いなら債券や債券投資信託を組み入れるといった対策をしましょう。

国債社債は価格変動が小さいです。

たとえば、こちらのBND(バンガード米国トータル債券市場ETF)を例に挙げましょう。

 

 

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バンガード米国トータル債券市場ETF

 

この商品は米国の債券市場全体と同じ値動きを目指す債券ETF(上場投資信託)です。 米国の長期・中期・短期の国債社債をバランスよく組み合わせており分散も効いています。

コロナショックにおいて、米国主要500社で構成される指数S&P500指数の下落率が33%であったことに対し、債券市場に連動したこちらの商品(BND)は下落率が8%です。

暴落によって資産が目減りしていくことに耐えられない方にはおすすめです。

このような話をすると、債券だとリターンが小さくなるし暴落に耐えられない方は「どれくらい債券を組み入れると良いんだ」という疑問が生じると思います。

よく言われるのが、年齢と同じくらいの割合の債券を組み入れるというものです。

25歳の方だと資産の25%を債券で持つと安定した資産を形成しやすいというわけです。

ちなみに僕は現金以外の資産は個別株と投資信託なので、債券は所有していません。

改めて、どのような状況でも投資を続けることが大切です。これは忘れないでください。

コロナショックの事実

2019年から投資をしています。2019年の僕は、とにかく株を買えば資産が増えるといった状態でした。

しかし、2020年にコロナショックが起こります。

まさかこんなにすぐに歴史的暴落に立ち会えるとは思いませんでしたが、このコロナショックで世界に起きた事実や、この暴落で僕が感じたことがありますので解説していきます。

今回のコロナショックで世界の株価は大暴落しました。アメリカ主要500社で構成されるS&P500指数は33%も下落しましたし、日本の株式市場の代表的な株価指数の一つである日経平均株価も約30%の下落をしました。

僕も資産額が一時的に3分の1くらいになりました。

当時Twitterでは「やっぱり投資なんてするもんじゃないな」といった声がありましたし、匿名掲示板サイトでは「投資を勧めてたなんj民息しとるかwwww」といった意見も見受けられました。

その後の投資家たちですが、結論から言うと、多くの投資家にとって資産の減少は一時的に過ぎなかったんです。(ちなみに僕もその投資家の一人です)

例を挙げると、日本銀行は金融緩和として株価が大暴落した3月に約8,000億円のETF(上場投資信託)を購入することで結果として株価を下支えしています。

詳細のリンクを貼っておきます。興味のある方はご覧ください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb0ce18449e0781c8145eedf4fe1eeb8377ef623

アメリカは日本以上に多くの税金が株式市場に流れ込んだため、経済が低迷しているなか株価は上昇しました。

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NASDAQ総合指数

GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)なども上場している米国の新興企業向け株式市場の指数であるNASDAQ指数はコロナショック後に史上最高値を更新しており、これらの会社の株を持つ投資家はさらに資産を増やしました。

また、AMZN(アマゾンドットコム)やNFLX(ネットフリックス)はコロナショック後に上場最高値を更新しています。


つまり、コロナショックで労働者が失職するなか、投資家たちは資産を大きく増やしていたのです。

日本でも多くの人が一時的に職を失ったり、会社が倒産しました。僕のバイト先でも、アルバイト社員は一度契約満了で退職となりました。

そのような不況のなか、僕の持つ株の配当金(数百円)は減ることもなければ止まることもありませんでした。

これが意味することがわかるでしょうか。

世界的な大恐慌において、株式で資産を持たない労働者は仕事を失ったり貯金を切り崩す一方、資産家たちは何事もなかったかのように配当金を受け取り、株価の上昇に伴い資産を増やしていることから、今後の株式投資家と非株式投資家の経済格差はますます広がるんです。

今楽しければよいという価値観は捨てよう

ここまで読んでくださった人は、株式投資を中心とした資産運用の必要性がお分かりいただけたと思います。

ですが、世の中には「いつ死ぬかわからんのに貯金してどうすんねん」「墓場にお金は持っていかれへんぞ」といった意見を持つ方がいらっしゃいます。

結論から申し上げますが、基本的にこの価値観で生き続けると将来大きな後悔をします。

寿命が決まっているような生き続ける期間が決まっている人は例外です。

しかし、このような価値観を持つ方の大半はそうではありませんよね。

大きな後悔をする理由ですが、「今」楽しむことに執着しているからです。

「今」楽しむことに執着して資産運用をしない人は、30年後や50年後に資産がありません。

資産がないと働く必要がありますが、50歳を超えた人は若いときのように身体は動かないし、職種も限られます。

また、定年退職後にもアルバイトをし続けるということになってもおかしくないでしょう。

このような人は常に「今」にこだわりますから、その時に間違いなく後悔します。

将来の「今」に後悔しないためにも若いときから少しずつ資産運用をしましょう。

少額投資でも意味はある

投資の話をすると必ず「少額の投資だとリターンが少ないから意味がない」と主張する人がいますが、私は少額投資は意味があると考えています。

もちろん少額だとリターンが少ないというのは事実ですが、少額投資で学べることはたくさんあります。

実際僕も少額運用中にコロナショックを経験しました。

コロナショック後に証券口座を開設する人が増えているという報道がありましたが、その人達は資産が減っていくことの恐怖をまだ味わっていないのです。

マウントを取りたいわけではありませんが、暴落を味わった僕は資産が3分の1も減るという恐怖を味わっている分、暴落時の立ち回り方も理解しています。

少なくとも僕は、少額投資は役に立っていると自負しています。

「少額投資は意味がない」と主張し、多額の退職金を受け取るも老後のお金が心配になって銀行の窓口に駆け込み、銀行員が勧めるよくわからない商品に退職金を突っ込み割高な手数料でいつの間にか資産が減るということも少なくない例です。

そのような経験をした人は自己正当化の意味も込めて自分の子供や孫に「投資はギャンブルだ」「投資は危ない」といったことを主張するかもしれません。

改めて言いますが、正しい投資をすればそのようなことはありませんし、少額からコツコツ投資することは非常に大切なことです。

さいごに

長い文でしたがここまで読んでくださりありがとうございます。 

ここまで読んでくださった人は、ある程度資産運用の重要性を理解していただけたのではないでしょうか。

今後も不定期で更新する予定ですが、ここまで読んで今すぐ証券口座の開設をしたいと思った人がいるかもしれないのでお伝えしておきます。

証券口座は「楽天証券」での口座開設を強くお勧めします。

理由は今後お伝えしますが、メリットが多く、僕も楽天証券を使用しています。待ちきれない方は参考にしてください。

話は戻りますが、僕は友人向けにブログを書いているので、この記事を読んでくださっている人は若い人ばかりだと思います。

中高生の時と比較すると、老化を感じるかもしれませんが、これから生きていく社会人としては「圧倒的な若者」です。

21歳の僕が言うと説得力がないかもしれませんが、若さは宝です。

また、投資における若さは大きな武器です。

僕含め将来みなさんが経済的に困らないことを祈っていますし、そのために今後も皆さんのお役に立てれたらいいなと思っています。

何か質問や取り上げてほしいテーマがありましたらブログにコメントをしてくださったり、Twitterの共有ツイートへのにリプライや僕のTwitterアカウント(@0726_mshr)にDMをいただけれると嬉しいです。その他の方法で個人的に連絡をくれても全く問題ありません。

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今回も最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。